水晶占いとは

おとぎ話の魔女が良く行う占い方法といえば、「水晶占い」ではないでしょうか。なんとなく怪しげな丸い球に手をかざしながら占う水晶占いは、その存在はとても広く知られていても、具体的にどんな風に何を占えるのかまで詳細を知っている人は意外と少ないものです。日本で行われている水晶占いは、英語にするとクリスタル・ゲイジングとかクリスタロマンシーなどと呼ばれていて、生まれ持って予知能力などの能力を持っていない人でも、訓練することで後天的に技術をマスターできるのが、この占いの特徴です。

 

水晶占いを行う際に必要となるのは、水晶の球体です。占いショップなどには販売されていますが、一般的なショップではなかなか見つけることができないので、もしも探しても見つからない場合には、水晶体のようにビジョンが移りそうなものなら、水を入れたボウルなどで代用してもOKです。ボウルやグラスを使う場合には、できれば素の素材はクリスタル製がおすすめです。

 

水晶占いを行う前に、まずは心を浄化して邪念を取り除くことから始めましょう。心に邪念があると占いに集中できませんし、ビジョンを見ることができません。5分間から10分間ぐらい、手を水晶体にあてて神経を集中し、心を無の状態にしてから占いを始めましょう。この水晶体は、自分自身が持っているオーラというエネルギーの波動を受け止める受け皿の役割をしてくれるので、大きさは大きすぎず小さすぎず、手のひらと同じぐらいの大きさが理想的と言われています。

 

水晶占いのやり方ですが、占いたい人やモノのことをじっと考えながら水晶体をじっと見つめましょう。スキルがない人はすぐにビジョンを見ることはできませんが、何回も練習することによってビジョンが見えやすい環境を作ることができます。視線は水晶体から決して外さずにじっと見つめることが大切です。最初はビジョンを見るまでに何時間もかかってしまうことも多く、その前に集中力がなくなってしまったり飽きてしまうことが多いもの。しかし、少しずつ繰り返すことで慣れていくので、最初は10分ぐらいでも良いのでジッと意識を集中させることから始めて、次は15分、その次は20分と少しずつ時間を長くしていくと良いでしょう。コツを覚えればビジョンが見えやすくなるようですし、そうなればいろいろなことを占えるようになるので、毎日の生活をよりスピリチュアルなものにすることができるのではないでしょうか。