霊視とは

霊視とは、私たちの日常生活においては目に入らないものが映像として見える能力のことで、スピリチュアルな世界ではよく耳にする言葉です。私たちの視覚は、物理的なものを映像として見ることができますが、非物理的な分野となるエネルギーとかオーラ、そのほか守護霊などスピリチュアルなものを見ることはできません。しかし、霊視の能力を持っている人だと、他の人には見えないスピリチュアルなものも見ることができるというわけです。

 

視覚を使ってものを見る場合には、目に映る映像を脳の中にあるスクリーンに映し出すというメカニズムで私たちは「ものを見ている」と認識することができます。しかし、視覚で見るわけではない霊視の場合には、特別な能力で感じ取ったエネルギーが脳の中にあるスクリーン上に映像として映し出されるというメカニズムで行われるため、実際に視覚でその時に何が見えているのかは関係ありませんし、まったく目が見えていなくても霊視出エネルギーを感じ取ることはできます。

 

霊視で見えるものは多種多様で、例えば過去に起こった事故や行動などを感じ取ることができたり、未来に何が起こるのかことの展開を予期することができたりします。また、まだ見たことがない人物の容姿をエネルギーで感じ取ったり、住んでいる場所や環境などを映像で表現するなど、たくさんあります。霊視とよく間違われる言葉の一つに「霊感」がありますが、霊感の場合には第六感とかひらめきなので、映像としてものを見られるわけではありません。しかし霊視の場合には、はっきりとエネルギーを感じ取って脳の中のスクリーンに映像として映し出されるため、その点が霊感と霊視とで決定的に異なる点と言えるでしょう。

 

霊視という能力は、生まれた時から備わっていない人が訓練で身につけられるスキルではありません。子供の頃からこの能力を持っている人が、訓練することによって能力をアップすることはできるようですが、子供の頃に能力を持っていても日常生活の中で使わないと大人になってから能力がなくなってしまうことはあるようですね。小さなころには、他人に見えないものが自分だけに見えてしまうと、それが恐怖になったり、自分は人とは違うと思い込んで精神的なストレスになってしまうことが多いものです。しかし、この能力は生まれた時から神様が与えてくれた能力だと考える事ができれば、うまく生かして上手に付き合えるかもしれません。