夢占いとは

夢占いとは、自分が眠っている時に見た夢を鑑定することによって、自分の精神状態や置かれている環境や立場を把握し、これからの未来や運勢を占うことができるというものです。眠っている間にどんな夢を見るかは誰にもコントロールできませんし、こんな夢が見たいなと思ってもその夢を見ることができるというわけではありません。自分自身で管理できない夢ですが、実はどんな夢を見るのかは、その時の心理状況や脳から送られる信号によって大きな影響を受けていて、自分で自覚症状がない気持ちや心理でも、夢占いをすることによって鑑定し、今何をすれば良いのかを知ることができます。

 

「たかが夢、されど夢」で、眠っている時に見るだけの夢だからと思っていると、実は夢が人生に大きな影響を与えるサインを送っているのを見逃してしまったり、脳からのSOS信号だったりすることもあるので、たかが夢だからと見逃してしまうのは注意が必要です。また、自分は楽しい夢しか見ないと思っている人でも、人は一晩のうちにいくつもの夢を見るので、もしかしたら楽しい夢しか覚えておらず、覚えてない夢の中に楽しくないものも含まれているかもしれません。それに、楽しい夢を見たとしても、楽しい夢がすなわちよい運勢というわけではないので、その裏に秘められた意味やメッセージを知るためには、夢占いをしてみる方法が効果的です。

 

私たちが見る夢の多くは、いろいろなシチュエーションになっていても登場人物が自分1人ということは少ないものです。多くの場合、自分が関係している周囲の人も登場したりして、ストーリーが作られています。夢占いにおいては、自分では自覚していなくても、これらの登場人物とのかかわりの中で強いストレスを受けていたり、深層心理でどのようにその人物が自分に影響を与えているのかが異なり、どんな登場人物が出てくるのか、どのようなストーリー展開になっているのかなど様々な観点から夢占いが鑑定されることになります。

 

占いは、ギャンブルのように当たるとか外れるというのを楽しむものではなく、はっきりとした統計学として確立されている学問です。夢占いも「占い」という文字が入っているので統計学なのかなと思う人は多いのですが、実は夢占いは統計学に心理学も加えて体系化された占いです。自分の深層心理は夢に反映されることが多いため、統計学と心理学をコラボさせることによって自分のこれからの未来や運勢を占うことができるのです。