数秘術とは

数秘術とは、数字を使った占いのことです。人間の歴史とは古代からずっと深いかかわりがある「数」は、人間も含めたすべてのことに対して法則を持っています。つまり、宇宙におけるすべてのことは数に支配されていると言っても過言ではなく、その宇宙で絶対的な法則を創り出している数を使って自分自身の運命や運勢、宇宙の中で自分に与えられている使命や役割り、そして持って生まれた才能やスキル、カルマなどを鑑定することができます。

 

数秘術においては、すべてのものは1から9までのルートナンバーと呼ばれる数に還元されるという理念に基づいています。自然界には様々な数が存在していますが、その根源となるのは1から9までの数字ですし、自分の名前も数に変換することができます。ルートナンバーにはそれぞれ意味があり、例えば1という数字なら「始まり」「リーダーシップ」などの意味がありますし、2は「調和」「協力」という意味を持っています。

 

数秘術で必要になるのは、自分の生年月日と名前です。生年月日は全て数字で表記できるものの、名前は数字で表記することはできません。しかし数秘術では、ローマ字のアルファベットの一つ一つにも数値を持っていると考えられていて、名前をローマ字表記することによって数字に変換でき、その数によって知りたい内容を鑑定できることになります。ここで注意したいのは、生年月日も名前も、一度数字に変換すれば、それは一生変わることはありません。女性の場合には結婚することで苗字が変われば数字も変わり、運命も変わることになりますが、一生に何度もある事ではないので、数字は一度計算しておけば、どんな時にも自分の数字として占いで使うことができます。

 

数秘術でのルートナンバーの計算方法ですが、生年月日の場合には1991年2月2日生まれなら1+9+9+1+2+2=24とすべての数字をバラバラにして足していきます。合計が二ケタになったら、それをまたバラバラにして2+4=6という風に足していき、最終的に一桁の数字になるまで繰り返していきましょう。名前も同じで、ローマ字表記した名前を、それぞれのアルファベットが持っている数字に当てはめて足していき、最終的に一桁のルートナンバーになるまで繰り返していきます。生年月日のみを合計した数字、名前のみを合計した数字、生年月日と名前すべての数字を合計して出したルートナンバーによって、運勢や性格などたくさんの鑑定結果を知ることができます。持って生まれた運命を理解することによって、これから先の人生をより快適で生きやすいものに変えることができるかもしれませんね。