霊感とは

霊感というと、何だか恐ろしい能力なのではないかと恐怖心を抱く人は多いものです。しかし、霊感とは心の中で霊的なものや事実を読み取る能力のことを言い、必ずしも心霊的な能力のことをさすわけではありません。第六感とか直感がすぐれている人も、霊感が強いと言えます。この能力が一般人よりもずば抜けて秀でていると霊能力者と呼ばれることになりますが、この場合、的中率がとても高かったり、物事の詳細までをズバリと言い当ててしまうぐらいの能力となります。

 

霊感では、これまでに起こった過去の出来事をぴたりと言い当てたり、現在置かれている自分の状況を心理や行動、言動を読み取ることによって的中させたり、これから起こる未来を直感によって予測することができます。霊視のように、特別な能力を使ってスピリチュアルなエネルギーをビジュアル的に見るというわけではなく、その場の第六感でぴたりとひらめいて抜群の的中率を誇るのが霊感です。誰でも多かれ少なかれ霊感を持っていることは多いのですが、霊能力者と呼ばれるレベルになると、守護霊や背後霊などの霊とも対話ができたり、霊界の魂とコンタクトを取ることなどもできるようになります。さらに、自分の前世とコンタクトをとれる能力を持つ霊能力者などもいるようです。

 

誰でも、多かれ少なかれ第六感が的中したということはあるものです。つまり、誰でも少しぐらいは霊感を持っているということになります。その能力は生活の中で工夫すれば切磋琢磨してスキルアップすることができ、霊的な感性を高めることは誰にでもできると言われています。方法はいくつかあり、例えばクリスタルやアメジストなど霊的なエネルギーの強いパワーストーンを見つめて瞑想にふけったり、部屋を暗くしてキャンドルの火をじっと見つめて瞑想にふけったり、また月を見つめることで瞑想にふけり、スピリチュアルなパワーを高めるという方法もあります。霊感の強さには男女で差はありませんが、年齢によって感じ方や感じる強さは変化することはよくあるようです。例えば、小さな子供の頃には霊感が強かった子供でも、成長とともに日常生活の中で霊感を使わないために能力がどんどん退化してしまうということはあります。しかし、霊能力者の中には高齢の人もたくさんいるので、必ずしもこの能力が年齢とともに退化するというわけではありません。あくまでも、そのひとの霊感の強さによってケースバイケースのようです。